書評 英会話ペラペラビジネス100


おすすめ度:☆☆☆☆☆
特にビジネスパーソンにおすすめ!


この本では、ビジネス英会話に役立つシンプルで有用なフレーズがたくさん紹介されています。

実際のビジネス英会話の場では、簡潔かつわかりやすい表現で、相手に要件を伝える必要があります。
そんなときに役立つのが、この本で紹介されているような、シンプルで汎用性の高いフレーズです。

この本で紹介されているフレーズを一部抜粋して、下記で紹介します。

<何かに問題があることを伝える>
There's a problem with my cell phone.
(電話が通じないときなどに)私の携帯に問題があります。

There's a problem with the order.
注文が間違っています。

<「わかりません」を丁寧に伝える>
I'm not sure where.
どこなのか、わかりかねます。

I'm not sure why.
理由については、わかりかねます。

※ "I don't know ...”より、"I'm not sure..."の方がより丁寧な表現とされています。

<「...はありますか?」と聞く>
Do you have a branch in China?
(御社は)中国に支社はありますか?

Do you have a service on a holiday?
(御社は)休日にサービスを提供していますか?


<丁寧なお願い>
I'd really appreciate it if you could send me a quotation as soon as possible.
できる限り早く見積もりを私に送付していただけると、本当にありがたいのですが。

<対処する/片付ける/ケリをつける>
I'd really appreciate it if you took care of that.
あなたが対処してくださると、非常にありがたいのですが。

Would you take care of the budget issues?
予算の問題に対処してくれますか?

どうでしょう?単語は中学・高校レベルですが、こういった表現を使いこなせるようにするだけで、様々なビジネスシーンに英語で対応できるようになります。

この本の素晴らしい点は、単にフレーズを紹介するのではなく、そのフレーズをどういった場面で用いるべきかのアドバイスや、少々の文法的な解説も示されている点です。
(他の英会話の本では、文法的な解説がなく単に多くのフレーズが羅列されていたり、やたらと複雑な表現が含まれていたりする等、やや使いにくいことが多いです)

仕事で英語を話す必要のあるビジネスパーソンや、将来英語を使って仕事をしたい大学生などにとっては、手元にあると非常に有用な一冊かと思います。

CREAでレッスンを受ける際も、こういったシンプルなフレーズを知っておくと、自分の意見や要望を伝えやすくなります。こういった訓練を意識的にしておくと、仕事の場で英語を話す際も、自然に口からにフレーズが出てきます。


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